旬の特集:[山形のあったか鍋・汁]いも煮

いも煮

なぜ山形で食べられるようになったの?

いも煮写真 かつて中山町長崎付近が最上川舟運の終点だった頃、荷物はここで降ろされ、背負われて各地へ運ばれていきました。しかし、船から人への荷物の受け渡しはスムーズにはいかず、船頭たちは何日も運び手を待つこととなりました。その間船頭たちは、すぐそばにある老松に鍋を掛け、積んできた棒だらと、小塩でとれた里芋をいっしょに煮た「いも煮」をして待っていたそうです。これがいも煮のはじまりともいわれています。この他にも、収穫を感謝する行事に由来するなど様々な説が伝わっています。

どうして体にいいのかな?

 いも煮の主役ともいえる里芋には、他のイモ類と比べて塩分の取りすぎを抑えるカリウムが多く含まれています。また、食物繊維も豊富なため、コレステロールを取り除いたり、整腸作用に効果があるといわれています。いも煮は濃い味付けに関わらず、低カロリーの里芋とこんにゃくを使用しているためさっぱりといただくことができます。栄養をたっぷり含んだいも煮を食べて、山形の味を満喫。

<材料・作り方>
里芋・山形牛肉・こんにゃく・長ねぎ・酒・砂糖・醤油・塩
※季節のきのこ類を入れてもおいしくいただけます。

1里芋は水洗いし、一口大に切る。
2牛肉は食べやすい大きさに、ネギは斜めに切る。こんにゃくは食べやすい大きさに手でちぎる。
3鍋に里芋、こんにゃく、水、醤油(分量の約1/2)を加え、里芋が柔らかくなるまで煮る。
4牛肉、酒、砂糖、残りの醤油を加え、アクを取りながら味を整える。
5最後にネギを入れて、完成。
 
<いも煮あれこれ>山形全域地図
村山牛肉を使った醤油ベース。他に里芋、こんにゃく、ねぎだけと具はシンプル。いも煮の基本スタイル。
庄内豚肉を使用した、味噌味仕立て。具は、村山の具に加えて厚揚げやごぼうなどが入り、ボリューム満点。
最上味付けは基本スタイルの醤油味。しかし、肉は豚肉を使用することも。最上特産のきのこ類がたっぷり入っているのが特徴。
置賜特産の牛肉を使用した醤油味。にんじんや大根、糸こんにゃくが入り、味付けはちょっぴり甘め。