近年、お米を発芽させると、お米の胚芽にギャバ(γ-アミノ酪酸)が豊富にできる事が発見されました。ギャバは、人間の脳にも存在し、高血圧等の生活習慣病の予防に、効果が期待出来ると言われています。山形県西川町産のつや姫の玄米を発芽させ、胚芽を残しながら精米した発芽胚芽米(月山まんま)をそばに練り込みました。
「つや姫」
「つや姫」は平成22年デビュー以来6年連続「特A」受賞!「栽培適地」「生産者認定」「特別栽培」「品質基準」という4つの厳しい基準をすべてクリアした安心でおいしいお米だけが「つや姫」として流通できます。
「つや姫」は明治に山形県の日本海側、庄内地方にある(旧余目町)で阿部亀治さんが開発した「亀の尾」がルーツです。
亀の尾はおいしく、交配親としても人気があり、「コシヒカリ」や「はえぬき」などのお米にもその味は引き継がれました。
特に「コシヒカリ」はそのおいしさで作付けが拡大したため、山形県では味、品質ともに「コシヒカリ」を超える新しいお米の開発を始めました。
そして、開発を始めてから約10年、誕生したのが「つや姫」です。
豊かな自然の中、食文化から生まれた「山形のそば」
山形県置賜地方は、吾妻、朝日、蔵王の山々に囲まれています。吾妻山を源流とする最上川が、大小様々な河川と合流して流れる置賜盆地は、昔から「まほろばの里」とよばれ、豊かな自然の恵みを人々に与えてきました。農業県でもある山形県の農家の人達は、「日本そば」などの食に供してきたのです。食生活に根付いた「山形のそば」は各地で販売されるようになり、山形県内では沢山のそばが生産されています。石黒製麺は、そんな恵まれた環境の中でお客様に満足していただける美味しいそば、うどんを製造しています。