2025年、山形県の果樹栽培は150周年を迎えました。さくらんぼをはじめラ・フランス、りんご、すいかなど、四季折々のフルーツが色づくこの地では、自然の恵みと人の手間ひまが織りなす“おいしさ”が、長い年月をかけて育まれてきました。この記事では、やまがたフルーツの歴史や魅力、そして加工品の楽しみ方をご紹介します。
やまがたフルーツ150周年記念ポータルサイト「いちずに、かじつ」はこちら(外部サイトへリンク)
山形県でさくらんぼや西洋なしなどの果樹栽培が始まったのは1875年(明治8年)。当初は試験的に導入された品目も、今では全国に誇るブランドに成長しました。特に「佐藤錦」に代表されるさくらんぼは、山形の代名詞とも言える存在です。近年では「やまがた紅王」という大玉の品種が誕生し市場に出回り始めました。この150年の間に、やまがたフルーツは農産物という枠を超えて、地域の文化や観光資源へ欠かせない存在へと進化してきました。
山形のフルーツが特別なのは、豊かな自然環境と生産者の情熱があるから。昼夜の寒暖差が大きい気候は、フルーツに甘みを与え、肥沃な土壌と山からの清らかな雪解け水がその味をさらに引き立てます。長い日照時間と四季のはっきりした気候が、フルーツに豊かな表情をもたらすのです。
それだけではありません。生産者たちは一つ一つに心を込め、丁寧に摘果・選果を行い、最もおいしい瞬間を見極めて収穫します。品種改良や栽培方法の研究にも力を注ぎ、安心と感動を届けるために日々努力を惜しみません。「いちずに、かじつ」―。その思いの積み重ねが、ひと口で感動するような味わいを生み出しているのです。
山形県は、さまざまな季節に多彩なフルーツが旬を迎えます。
さくらんぼ(5月下旬~7月中旬頃)
メロン(6月中旬~10月中旬頃)
すいか(7月~8月下旬頃)
ぶどう(6月下旬から11月中旬頃)
150年の歴史を持つ「やまがたフルーツ」は、自然と人の力が生んだ宝物。そのおいしさは、生で味わうだけでなく、加工品としても私たちの暮らしを彩ってくれます。
ほかにもフレッシュな旨みをギュッと閉じ込めたゼリーやお漬物なども人気です。保存がきくので、贈り物にも最適です。旬の味をいつでも楽しめるのが魅力ですね。
東京・銀座にある山形県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」では、旬のフルーツや加工品がずらりと並びます。山形を知り尽くした店長が選ぶおすすめ商品は、素材そのもののおいしさがつまったフルーツジュース「山形代表」シリーズです。
山形代表(山形食品)とおいしい山形プラザ 齋藤店長 ※品切れの際はご了承ください
山形代表は、アンテナショップ「おいしい山形プラザ」で実際に手に取って選べるほか、当オンラインストアからもお取り寄せいただけます。